サドンデス2012/04/02

ちびっこファイターズ、たび重なる雨天延期で一か月くらい遅れていたHKN山大会準決勝にのぞみました。戸山の少年野球場に行くと、早稲田大学の入学式で大変な人出となっていました。

今年ご入学の皆様おめでとうございます!残念ながら浪人となった皆様、1年後はきっと報われますように。

最近、しまった試合でスコアにも悩むことが少なくなりましたが、1回に2点、3回にも2点をとられ出遅れたファイターズ、なんと6回フルイニングを終わり、制限時間いっぱいで同点に追いつくという劇的な追い上げをみせてくれました。

すると、本部から審判長が来て、スコアを見せて、背番号を確認してください!とおっしゃいます。次のバッターから逆算して3人を塁に出し、1アウトから始めますと...

その状態で1回ずつ攻めるというサドンデスの勝負となりました。
聞いてないし、初めてだし!でも子どもたちは頑張りました。相手は3点、ファイターズは2点でゲームには負けてしまいましたが、いいとこたくさん見られて、ちびっこは負けたのが悔しくてみんなぼろ泣きでしたが、すがすがしいゲームでした。

少年野球だと、こういう決着になるわけですね。
勉強になりました。

最後の原稿2012/04/05

4月から兼業ライターができなくなったので、最後の原稿を今朝納品しました。

文字を書くのが好き、文章を書くのが好き、絵を描くのが好き、ピアノを弾くのが好きとかいろいろあると思いますが、私はずっと「書くのが好き」でした。

なぜ「書くのが好き」で勝負しないのか?

好きなことと向いていることが違う場合、もっとも向いていることを選ぶことの正当性を、アリストテレスなら言うでしょう。

まあ、向いていることが好きなことだということは、往々にしてありそうです。そして、モチベーションが高くない場合、好きなことよりも向いていることに人生がだんだん傾いていくんじゃないかと思います。

でも、ルーツはあくまで「書くのが好き」です。文字の力、文章の伝達力、話し言葉ではなく書き言葉にこもる魂の、思いがけない効果を信じています。

「書く」ことが仕事でなくなったとき、もっと自由に書けるんだという可能性に賭けてみます。

品川から京都2012/04/09

深夜限定バージョンをご覧になった方から、なにかと励まし(慰め)のメッセージをいただき、ありがとうございます。

京都での祖母の納骨式は無事に終了しました。父と10年ぶりくらいに直接会話しました。あいかわらずピッチ早かったです。

一行は大谷本廟近くの清水寺散策から、市バスにのって市内を一巡、祖母のために閻魔様に罪深き子と孫の行いのお目こぼしをお願いしないといけないという父のアイデアに従い、9世紀に小野篁が開いたとされる千本ゑんま堂というかなりマニアックな寺(引接寺)にお参りしました。

ゑんま堂の閻魔様と三姉妹



その後、竜安寺境内の「西源院」でお庭を眺めつつ湯豆腐を肴に飲みました。私と夫は、新幹線の時間になったので一足先に帰りました。

妹たちと父は、さらに仁和寺にまで足を伸ばしたそうです。
贅沢な時間でした。

やはり京都は楽しいです。不思議なことに、またいつか、ここで暮らす日がくるような、そんな気がしました。

新幹線での行き帰り、安倍川の向うに富士山が見えました。このシーンも、なぜか、いつ見ても懐かしい風景です。

動機ありますか?2012/04/10

どんなに長くて太いベクトルでも、方向がしっかり定まっていないといけないんじゃないかな。

高木利久先生のセミナーを聞きながら、あらためてそう思いました。先生は、日本の汎用データバンク構築というミッションに向けての動機と熱意とパワーにあふれていらっしゃいました。その鋭さは恐ろしいほど。

ただし、システムが出来上がって、オープンアクセスとなり、そこから解析をしようとするデータバンク利用者については、私はまだ懐疑的です。動機があって集めたデータと、そこにあるデータを利用しようという省力的なアイデアによる研究がいっしょくたというのは。たくさんの落とし穴がありそうです。

というわけで、私たちの動機がどのように形成されるのか、私は私の中のメトロノームをどう調節しているのか、そこに関わる遺伝的要素と環境要因の割合はどれくらいなのか、興味あります。

でもそれより、誰かが運命的な動機によって何かに賭ける熱意にしっかりと温度を感じられるセンサーがあって、幸せだなーと思います。

初めてメール2012/04/11

14歳児は中3に、8歳児は小3に進級しました。
いろいろ書類がめんどくさいです。

8歳児に区から支給されている「まもるっち」が「まもりーな」だか「まもりーの」だかになりました。

これまで3か所の指定番号との通話だけが可能だったものが、e-mail 機能も(オプションで)追加。その機能制限などの保護者パスワードは14歳児だけが知っていて、管理者となっています。

本日、その記念すべき最初から第3メールまでが来ました。

「いまからいえにかえる」
「ほんとにあめふってきたね」
「たぶん」

子どものメールは、詩になります。

結局塾は行かずにZ会通信講座を始めた14歳児は、今年から8歳児の放課後の勉強のお世話もしていて、偉い限りです。担任の先生が吹奏楽の顧問の先生になり、金賞ミッションの今年は吹奏楽年となりそう...

お手柔らかに~

報酬と快楽2012/04/18

1800年頃の英女流作家J オースティンの「高慢と偏見」というロングセラー小説がありますが、いま同じコンセプトで恋愛小説を書くとしたら「報酬と快楽」かなとふと思いました。
日々せまりきて私たちを圧倒する報酬と快楽。恋する2人は、どうやって報酬と快楽のシステムから逃れ、輝く星となることができるのか?

考えときます。

あなたのために2012/04/19

あなたのためによかれと信じてしていたことが
悪い結果を招いたとき

私のしたことよりも、悪い結果を恨みたくなる。

そういう気持ちは、わからないわけではないけれど...

「あなたのためによかれと信じる」ことそのものが、余計なお世話なんじゃないか?

とてもそうは言えないけど。