ブルー2020/10/01

タイランド
1991年8月に、生まれて初めて、私が初めて訪れた外国です。26歳になったばっかりだったんですね。
いつか自分の力で飛行機に乗ってみたい、いつか自分で飛行機の切符を買って外国に行ってみたいと、子どものころから強く思っていました。
それなのに、理由がなければ行かないという怠惰な性格でした。京大女子寮で出会った、駆け出しの新聞科学部記者の牧ちゃんが取材の道連れで連れて行ってくれたタイランド。

首都バンコクは、まさにdestruction and constructionの真っただ中でした。暑い空の青と対照的な僧衣のオレンジ色をイメージカラーとして、川土手のスラム街が根こそぎ倒れていた光景は忘れられません。
私自身も輝いていた年代ですが、バンコクはとにかくすごかったです。

寺院の黄金、土の匂い、ひたすら辛い食事、人々の放つ光、交差点で混み合う自転車とバイクのやかましいエネルギー、すれ違う笑顔の優しさ、片付けようのない混沌、裏切り、影、分単位での変化のダイナミズムに満ちた、でもどこか懐かしい、ただいまと言いたくなる路地奥。 そして今でも口ずさむことができる、北への道筋を同行した耳手術キャンプ隊の車で流れていた、イントロを聞いただけで元気になる、ポロンポロンという流行歌。

タイの人はみんな、自分が何曜日生まれか知っています。曜日によって、守護神とラッキーカラーがわかります。
日本人はなぜか誕生日は知っていても、自分が何曜日生まれかなんて気にしませんが、調べたところ、私は金曜日生まれでした。

金曜日の色はブルー。なっとくです。