イグ サイエンス you are what you eat 再考2014/02/21

ウミウシに生まれ、海藻を食べて光合成できるようになる。
跡形もなく焼き尽くされた死体現場の蛆虫のDNAから、死体の身元が確認される
胎児と母親の間で、細胞交換が行われる
よく食べる動物との間で、人畜共通感染症がみられる
カニバリズムによってプリオンが引き起こされる
ヒトは意味のない(子孫を残すことを目的としない)セックスをする


私たちの遺伝子は、親から子へと縦に伝わるだけでなく、マイクロキメリズムやウイルスの不顕性感染によるの細胞・遺伝子交換によって横に広がっているところもあるんじゃないですか。

何かを食べると、そのものの遺伝子を取り込む。
一緒に風呂にはいると、細胞交換が行われる。
温泉が健康によいのも、健全な細胞交換が行われるからじゃないですか。

その中でもっとも大きいのは、食べることによる取り込みじゃないですか。
だから、食べることが文化であり、食べたものは私になるのであり、バランスよく食べる人が健康的なのかも。



そうすると、私はあなたであり、あなたは私ということになります。
袖触れ合うも多少の縁とは、よく言ったものです。

そうでなくても、あなたが昨日食べたものによって、あなたが発散するケミカルが変わり、それに反応して私のプロフィールが変わるかもしれないって考えると、愉快ですよね。

徳のある人は、他人の人生観や哲学だけでなく、そばにいる人に対し、体にも良い影響を与えるケミカルを発しているのかも。

しかしこちらは危険な思想でもありますね。まあ、それってすごく微妙な作用なので、あったとしても、愉快だなくらいのもので、それはそれで「こそばゆい」程度で、たまに快感なんだけど、芯の(真の)自分は自分でいることが優先だというスタンスが一番大切なんだなって思います。

わけわかんないですよね。サイエンスフィクションの構想です。

コメント

_ 管理人 ― 2014/02/23 17:40

SFです。夫は(肝炎ウイルスの専門家ですが)、感染ウイルス遺伝子の組み込みはあっても食べて...ということはまずないと言っていました。

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