いろはにほへと2017/08/02

あさきゆめみし

お兄ちゃんは大学2年生になりました。
臙脂色のとてもきれいなファゴットを買いました。
あいかわらず、毎朝シャツにアイロンをかけています。
このあいだ二十歳になりました。
音楽の違いについて、空にかかる虹と、プリズムの七色をたとえに語ります。
プリズムの七色のほうが好きなんだって。


弟は野球三昧。
顔は子どもの頃と変わらないのに、背がママに追いつきそうです。
朝、今日の昼はお母さん家にいるのか尋ねます。
ママ、キョウ、オシゴトイクノ?
と聞く保育園児の面影が重なりますが、そう、今日も母は狩りに出かけます。


狩場ではさまざまな出会いと事件と別れがあります。
そういうことを、他人事のようにではなく自分のこととして、そろそろ、ちゃんと見たほうがよいですよと言う人がいます。

ちゃんと見るって、どんな風に?
だって、眼を閉じてみるほうが、いろんなことがよく見えませんか?