音と音と音2019/05/26

大学4年生になった長男がOB参加するオーケストラのコンサートに、家族みんなで行きました。

東京工業大学管弦楽団
第160回定期演奏会
2019年5月25日(土)
ロビー開場 16:30 開場17:00 開演17:30
大田区民ホール・アプリコ 大ホール
指揮: 末永 隆一
ピアノ独奏:竹澤 勇人

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
グラズノフ/交響曲第7番「田園」

ラヴェルとラフマニノフはどちらもとても好きな曲で体が揺れました。
クラッシックのコンサート好きな曲はなかなかライブで聞けないと思っていたけど、大学生の演奏は穴場ですね。1000円だし当日券あるし。
カジュアル感はあるが、人生かけて練習してるからそれなりに聴かせます。聴く方も適度に酔っていてもOKな気軽さがよいです。

よかった~ピアノ協奏曲。
やはり個人技の華にどうしても惹かれてしまう。

グラズノフは初めて聞いた曲ですが、それなりに好きになりました。
ラヴェルでもラフマニノフでも寝る次男。
こんなに胸がどきどきな曲なのに、目の前で素敵な神業が繰り出されているのに、なぜ寝れるのか?
謎です。

そんな次男ですが、グラズノフは起きて聞いていた。
旋律が押し寄せる感じ、高まる感じ、重厚な感じ、突き抜ける感じ、少し休んでまた来る感じ。
恋愛映画だと寝るけど、たとえばSTAR WARSだと寝ないのね。

禍禍しい2019/05/31

Scienceと美学はまあまあニュートラルなので安住できそうではありますが、宗教は伝承の凄さ、私が死んでも私の魂は残るみたいな
ひとの不思議は精神領域なのですが

日本人の歴史のなかで禍々しいことは数あれど、旧優生保護法ほど禍々しいことがあるのかしら

なんかそんな、近親相姦とか子殺しとかそういう禍々しいことと、禍々しさの中でも、固体として生き続けているひとがいる一方で、固体を超える真正の宗教による、固体の否定ってありなの????


(と思うのは美学的な立場からだけ?)


精神的に昇華して究極的に美しい仏像になりたいのか、肉体的に欲望の限りを尽くしたいのか
その葛藤は常にあり、欲望が勝つことが固体の肯定だとすれば、

極端な場合は害をなさないように、音楽、絵画、芸術、客観視と、文学的なユーモアで固体の肯定を強く支持したいと思いまする。