最後の原稿2012/04/05

4月から兼業ライターができなくなったので、最後の原稿を今朝納品しました。

文字を書くのが好き、文章を書くのが好き、絵を描くのが好き、ピアノを弾くのが好きとかいろいろあると思いますが、私はずっと「書くのが好き」でした。

なぜ「書くのが好き」で勝負しないのか?

好きなことと向いていることが違う場合、もっとも向いていることを選ぶことの正当性を、アリストテレスなら言うでしょう。

まあ、向いていることが好きなことだということは、往々にしてありそうです。そして、モチベーションが高くない場合、好きなことよりも向いていることに人生がだんだん傾いていくんじゃないかと思います。

でも、ルーツはあくまで「書くのが好き」です。文字の力、文章の伝達力、話し言葉ではなく書き言葉にこもる魂の、思いがけない効果を信じています。

「書く」ことが仕事でなくなったとき、もっと自由に書けるんだという可能性に賭けてみます。