たまにはしゃべらないと2010/09/16

Mちゃんと築地ボンマルシェへ。

以前はよく泊まりに行ったり来たりしてたけど、ここ10年はお互い忙しくてなかなか会えません。年に2、3回ランチに行くだけ。

Mちゃんの双子がもう4歳になったというのでびっくり。
Mちゃんも、うちの13歳児の背の高さを聞いてびっくり。

Mちゃんは認めないけど、私は二人は良く似ていると思います。
同窓の女子寮は狭き門、同世代女子の間での社会的な偏差値は似たり寄ったり。
Mちゃんの前夫によれば「どっちもその辺の道端で売っている露地栽培の野菜みたい」。

そういえば、20年前のこと、その前夫さんとの結婚式のとき友人代表でスピーチしました。
この組合せはうまくいくわけないと直観したけど、余計なお世話だから黙っていたことを思い出し、いまさらながら言ってみました。

「なんで?(前夫)も(現在の夫)もそんなに違わないよ。違うとすれば、(現夫)はきれい好きでマメだから掃除とか洗濯とかしてくれることがあるっていうくらいで。」
「それって、大きな違いじゃん」
「.....そうだね。」

どちらの「現夫」も、地方の奥地出身の長男、同じ大学の医学部出身で臨床はしていない。
はなはだしく偏っていて、グレアムグリーンの小説に出てくる男みたい。
家族形態は一般的とは言い難い。
Mちゃんは認めないけど、やっぱり「似たり寄ったり」。

そりゃ、Mちゃんは力強くこころが広くてみんなの役に立つブルドーザーなのに、私は走ってないと倒れちゃうひ弱で排他的なバイクという違いはあるよ。

で、女同士だから会えばずーっとしゃべってる。
何年もかかって進行中の複雑な生態とその都度体内で起こったであろう感情系の化学反応を時系列順に把握しているという事情により、ただの世間話が楽に通じるところがあります。

他愛のないおしゃべりなんだけど、それが延々と出来て、しかも肩が凝らない。

だから、友だちなんだなあって思いました。いまさらだけど。

20年前、友人代表に徹し、余計なこと言わずにいて良かった。
友だち失くしてたとこだった。


ちなみに、Mちゃんの現夫さんには、初対面のとき、削りたての鰹節で食べる湯豆腐の美味しさを教えていただき、残りの鰹節と削り器を包んでいただいたご恩があります。
当時2歳だった長男を自転車のかごにいれて、楽しそうに駅まで送ってくださいました。大変良い方です。
女性を野菜に喩えるなんて思いもつかないことでしょう。

ねんのため かぎをかけてます2010/09/16

けさ、7歳児に持たせる雑巾に名前を書こうと油性マジックを探してばたばたしていたところ、2泊3日の学校行事にお出かけ中の13歳児の机の引き出しにこのような表示があることに気が付きました。



母親あてのメッセージでしょうか.....なかなか示唆深い配慮です。
わが子ながら、どこまでも感じの良い男子だこと。
恐れ入りました。

そして、相変わらず雨男だこと。