作戦が勝負を左右する のか ― 2010/09/14
参謀本部(編集部)に計画書(目次案)を提出し、最近もっとも成功したサンプルとして渡された本を読み始めました。
「日本は世界5位の農業大国」
手にとってタイトルを見たときの、「え、ほんとですか?」という私の反応は、多くの読者と同じなのでしょう。
著者の浅川芳裕さんは山口県出身でカイロ大学中退、ドバイでの商社勤務を経て農業技術通信社で日本の農業人を強力に支援しているという異色の経歴の持ち主だとか。
今年2月に第一刷、8月25日には第9刷。
表紙と裏表紙だけでも、かなり興味深い。しかし、何気なく手にとってページをめくると、その内容の濃さに圧倒されるという仕掛けになっているようです。
視点だけでなく、取材力だけでもなく、論理的な短文の組み立ての中にちりばめられた、切れ味の鋭いナイフでさくさく切り裂いていくような言葉の使い方がすごいです。
そして、「はじめに」の1ページ目が、この長い本の見事なアブストラクトになっている。
私の任務はこれほどインパクトのあるテーマではなく、オーソリティーがごくオーソドックスなことを述べるという筋書き。「潮流に逆らう本流」がシリーズを貫く精神だとすれば、いったいこの企画にどんな狙いがあるのか?
まあ作戦は本部が考えてくれるとして、職人魂的人格を起動するとしましょう。
「日本は世界5位の農業大国」
手にとってタイトルを見たときの、「え、ほんとですか?」という私の反応は、多くの読者と同じなのでしょう。
著者の浅川芳裕さんは山口県出身でカイロ大学中退、ドバイでの商社勤務を経て農業技術通信社で日本の農業人を強力に支援しているという異色の経歴の持ち主だとか。
今年2月に第一刷、8月25日には第9刷。
表紙と裏表紙だけでも、かなり興味深い。しかし、何気なく手にとってページをめくると、その内容の濃さに圧倒されるという仕掛けになっているようです。
視点だけでなく、取材力だけでもなく、論理的な短文の組み立ての中にちりばめられた、切れ味の鋭いナイフでさくさく切り裂いていくような言葉の使い方がすごいです。
そして、「はじめに」の1ページ目が、この長い本の見事なアブストラクトになっている。
私の任務はこれほどインパクトのあるテーマではなく、オーソリティーがごくオーソドックスなことを述べるという筋書き。「潮流に逆らう本流」がシリーズを貫く精神だとすれば、いったいこの企画にどんな狙いがあるのか?
まあ作戦は本部が考えてくれるとして、職人魂的人格を起動するとしましょう。
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