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午後、文京区民会館にて、東京都合唱コンクール：中学混成の部　へ。

音楽の先生が変わって今年から出ることになり、3年を中心とする有志合唱団が結成されたそうですが、男子が足りず、吹奏楽部の13歳児にも声がかりました。

夏休み中からずっと練習を重ねてきたので、7歳児が野球に行っている間に、観に行くことにしました。寝不足なうえに走ったうえにお昼にビールをいただいたために、すぐにでも寝そう...


出場校は9校だけ。たまたま座った席の後ろのご夫婦が事情通で、かなりの実力がないとそもそもエントリーしないということがわかりました。出場回数が順位に直結しているような感じらしいです。


早い順番だったので、それだけ聞いて帰ろうと思っていました。どの学校も上手で、うちの学校も中学生らしい、さわやかな演奏をしていました。

昔の自分かと見間違う男子が壇上の端っこで歌を一生懸命歌っています。なんだか本当に、不思議だなあ。そして感謝。

次の学校の合唱団は、人数が少なかったのですが。指揮に立った女先生のオーラが半端ない....ピアノの前奏の音色がすごい...続く合唱は恐ろしくうまくい。難しい曲を...度肝を抜かれました。

他にも、インドネシア語でそれはそれは美しく力強いインドネシア民謡を聴かせる学校もあり。

あまりの衝撃にすっかり目が覚めてしまいました。「まあまあうまい」と「すごくうまい」の差は歴然です。

都内公立中学校の音楽の先生の実力と熱意とチャレンジ精神がわかったので、来て良かったと思いました。きっと、来年も再来年も聴きに来ていることでしょう。3年生の時には金賞がとれますように。

帰宅した13歳児に、声変わりもまだなのに、テノール無理だったんじゃないかと聞いたら、誰にも内緒の低い声が出るんだそうです。それ、聴いてみたいような、聴きたくないような。