しっかりしてない2010/02/11

 朝まで原稿を書いて、あけがたの真っ白な頭に、奇妙な考えが浮かびました。

 仕事、会社にしようかな。

 でも、めんどくさいな。

 もう15年くらい、毎年確定申告をする個人事業主みたいなもんなのですが、その主な形態は孫請けとか、派遣とか。
 孫請けだと、会社にあがりの半分もっていかれます。派遣でも、受け身でいられてめんどくさくないというメリットは大きいものの、だいたい2割くらいはもっていかれます。

 個人では、契約の発生する仕事を受けることができません。そこで、仕事をしょって派遣会社に受け皿をもらいに行くことになります。

 これまでもいわゆる起業の機会はあったものの、すぐに却下。その理由はといえば、

 ○ぜんぜんしっかりしていない
 ○同業者で会社を個人で立ち上げている人の状況にあまり良い印象がない
 ○元来人づきあい(営業とメンテナンス)が苦手
 ○もうけようという意欲がないし、耳たぶもほとんどない
 ○お金は会社から振り込まれるもの、厚生年金と組合の健保じゃないと不安という月給依存体質
 ○飲み会の会計担当ですら帳簿があったためしがない。使ってもよいお金使ってはならないお金を分けて管理なんかぜったいできない

 マネジメントは大変苦痛です。これがやってれば慣れるものなのか、方向音痴と同様、一生続くものなのか、よくわかりません。
 
 ただ、まわりの状況が変わってきつつある現在、来年度の契約にあたって、これが一つの選択肢であることは明らかなので、1か月ほどよく考えてみたいと思います。

 Minakoさんなら、風を感じるかと言うでしょう。風っていっても、追い風もあれば、向かい風もあるよね。これまでは、ただ追い風に乗ることだけを考えていたけど、向かい風を防ぐために風を感じる感覚も、もちろん必要なんだろうね。